10月29日・30日 文教福祉常任委員会 行政視察

■文教福祉常任委員会 行政視察■

昨日と本日の2日間、長野県伊那市と群馬県高崎市を行政視察しました。

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1日目 重層的支援体制整備事業について

初日は伊那市にて重層的支援体制整備事業に関するヒアリングを行いました。
令和3年に完成した「伊那市福祉まちづくりセンター」は地元産の木材を使用しており、
市の福祉相談課と市社会福祉協議会が同じフロアに位置するなど緊密な連携を図っていました。

担当係長の方から「身寄りのないお年寄りの増加も課題」というお話が出たため、
具体的な事例をお尋ねしたところ、入院保証や死後事務が課題とのことでした。
私が9月定例会一般質問で問題提起した「高齢者終身サポート事業」そのものであり、
やはり全国的な困りごとになりつつあると実感した次第です。
 ●一般質問(令和7年9月定例会)
 https://moritakentmg.com/2025/09/10/1825/

「高齢者終身サポート事業」については、今後の影響を考えて今から準備しておくべきであり、
引き続き本市の関係部署にも働きかけを行っていきます。

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2日目 介護SOSサービスについて

2日目は高崎市役所を視察し、介護SOSサービスについてご説明いただきました。

私からは事前に送付した質問のほかに、子育てサービスSOSについてもお尋ねしました。
妊娠期や就学前児童のいる家庭にヘルパーを派遣し、家事や育児の支援を行うという
高崎市独自の取組みで、特に細かい制限なしに幅広く利用可能だそうです。
「福祉のまち」を標榜するとおり、各種施策の充実ぶりに驚かされました。

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今回受け入れをいただいた伊那市及び高崎市の関係各位の皆様、そしてご同行いただいた本市議会事務局ご担当者様及び長寿福祉課長に深く感謝申し上げます。
有意義な行政視察で得た知見をしっかりと議員活動に反映します。

引き続き頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。